
出雲へ旅に出ました。
お盆に1泊2日の電車の旅に出ました。
母と二人で。
青春18切符を使って。
行程は福山→出雲→松江。
【1日目】
朝は8時前、新大阪発の電車からスタート。(やや眠)

青春18切符とは、
普通電車(快速も含む)しか乗れないですが、1日JR乗り放題の切符なのです。なので、できるだけ長い距離を乗ったほうがお得。がんばって早起きします。
しかしびっくり!朝一番に目が覚めるような出来事が!!なんと
調べてきた時刻の電車がない。「えっ??なんで??」実は休日ダイヤを見ていたのです。なんとか次の乗り継ぎに間に合う電車に飛び乗れましたが、「
ほんまに大丈夫~?」と二人して(でも調べたのは私)行く先の不安を感じたのはいうまでもありません・・・
新大阪→網干→相生と電車を乗り継いで、すでにお昼前。ようやく福山に到着です。ここからバスに揺られて30分、映画の撮影などでも有名な
鞆の浦(とものうら)へ。川沿いに走るので爽快ですが、思ったより遠かったです。

漁港に栄えたこじんまりとした界隈です。歴史も深く、坂本竜馬が船の衝突事故で流れ着き、しばらく住んだこともあるそう。

町の商店。いい味出してます。

明治時代開業の由緒ある酒屋さん、”
鞆酒造”。”
保命酒(ほうめいしゅ)”が有名という薬用酒が有名。いわゆる養命酒のようなもので、16種類の薬草をブレンドしています。試飲しておいしかったので、おみやげに何本か買いました。味はにっき飴に近い。ちょっと飲むだけでぽかぽか体があったまります。

ちょっとしたお茶屋さん。ブリキで造った犬の看板がかわいい!しかも良くみると自転車に乗ってる・・・

お昼は福山駅で買ってきた駅弁、”
あなごめし”。
ほんのり甘く味付けされた蒸しあなごがたっぷり。ほんとにやわらかくて、口のなかでとろけます。めちゃめちゃおいしかった!!

また電車に乗って。私たちは
塩町(しおまち)へ向かいます。手書きの看板もいい感じ♪

塩町駅の風景。行き止まりの線路と、小川に架かるアーチ上の橋。緑がきれい☆家がぽつぽつと建つ静かな駅でした。(=つまりなにもない。)

電車はまた走る。森の中を駆けて気持ちいい♪

トンネルを抜けて・・・

どこまでも!
一日に電車が数本という、すごくマイナーな
木次(きすき)線を通ったのですが、この線がほんとに森の中を走りぬける電車という感じで良かった。橋や渓谷が車窓から見えて、運転手さんも見所ではアナウンスしてくれました。乗客4人のために・・・
”
出雲坂根(いずもさかね)”という駅の付近はハイライトでした☆遠くに赤い橋と、何重にもうずまく道路”
おろちループ”、あまりの急勾配のため、ジグザグに方向転換して進む”
スイッチバック”と呼ばれる線路(
運転手さんは方向転換の度に運転席を行ったりきたりと忙しい)。また、駅には湧き水があって、運転手さんは汲むのを待ってくれました。
私は電車マニアではありませんが(笑)、なかなか味わえない楽しさでした。同じような旅行好きの方とも出会い、いろいろとおしゃべりできました。まさに旅は一期一会!
結局出雲に着いたのは夜9時すぎ。ぴかぴかのビジネスホテルに泊まり、「ドラゴン桜」をTVで見ながら深い眠りに落ちました。zzz・・・
<本日の乗車時間>
9時間48分【2日目】
5時半起床。ね、ねむすぎる。。。コンビ二で買ったパンとヨーグルトで朝ごはん。出雲は失礼ながら、意外と都市なのです。
今日は朝から忙しい。

朝一のバスで島根の端っこ、”
日御碕(ひのみさき)”へ。私は知らなかったのですが、
日本一高さが高い灯台らしいです。近くに寄ると高さを実感☆石造りの真っ白なきれいな灯台でした。9時からだと上れたようで、ちょっと残念。でもウミネコも渡ってくるというこの海を二人占めできました。
その後バスで戻って”
出雲大社”へお参り。大綱にみんながお賽銭?を投げて埋め込もうと必死でした。母が5円玉を投げると!ささった!でもすぐ落ちてきてあ~あ。良く見ると??
10円玉。おつりが返ってきた(笑)しかも投げた額より大きいしー

今は廃駅となった
旧JR大社駅へてくてくと。現地の人に「どれくらいの距離ですか?」と聞くと、「あ~もうすぐですよ!」というので歩いた訳ですが、
歩いても歩いても着かない!結局20分以上かかって、ちょっとおばさんを恨みました(笑)距離や時間の感覚がせっかちな私たちとは違うんでしょうね~ああ遠かった。
旧大社駅は1912年の開業以来、約90年に渡って活躍してきた駅だそうです。一畑電鉄の出雲大社駅が出来てからというもの、大社との距離が離れていることもあって、1990年についに幕を閉じました・・・
外観は出雲らしい立派な日本家風。中に入ると、昭和レトロを感じる和風のシャンデリアがあります。今では改札から駅構内に自由に入ることができます。草の生えた線路を見ると、なんだか旅情を感じます。足を伸ばす価値はありますよ!

へとへとの私たち。駅前の”
大梶そば”で名物出雲そばを。出雲
そばはそばの実をからごと挽いているそうで、見た目は黒っぽいけどそばの香りが高く、栄養も満点です。割り子になっていて、一人前は3枚。もみじおろしで食べます。そば湯も美味で、ほっと疲れも癒されます。

来た道を半分ほど戻って、一畑(いちばた)電鉄の”
出雲大社前”駅へ。途中の雰囲気のいい喫茶店。ほおづきと朝顔が窓につるされてます。

雰囲気のあるレトロな駅です。カラフルなステンドグラスに控えめなシャンデリア。味の出た木のいすが並んでいます。壁には創業当時の駅ポスターが。

構内に入ると→こっちのホームだそうです。

ずんぐりむっくりな電車。なんだか北欧カラー☆☆☆

駅のベンチ。旅人に話しかけてくれます。

一畑電鉄で宍道湖をぐるっと、約1時間。
ルイス・C・ティファニー庭園美術館へ。ルイス・C・ティファニーは、あの有名なジュエリーブランド、ティファニーの家系のガラスアーティスト。ステンドグラスやテーブルライト、花瓶やアクセサリーはほんとにうっとりする美しさです! 美術館内は照明を落として作品が映えるようにしてあります。質の高い作品ばかりで、ちょっとマダム気分を味わえますよ♪

再現されたアールヌーボーの応接間。カラーは控えめでもすごくゴージャス☆

隣接のイングリッシュ・ガーデンにも同じチケットで入れます。テラコッタの人形たちがお出迎え!表情が埴輪みたいでかわいい・・・

中にはベーカリーレストランも併設。”
La Couronnne(ラ・クーロンヌ)”は行く前からチェックしてました♪時間がなかったのでTake Outに。Eat Inだと、島根ワインや、パン・スープ・サラダ・デザートのランチセットも味わえますよー。

パンは
スペイン製の石釜で焼き上げます!ガラス張りで職人さんの仕事をのぞけます。買って帰った
スコーンはさくさくながらも粉っぽくなく、すごくおいしかったですよ~もう1個買っておけば良かったー。
また電車で”
松江しんじ湖温泉駅”へ。
駅前にはなんと足湯があります!お湯の温度はかなり熱かったですが、足が軽くなって疲れも和らぎました。
バスでJR松江駅へ。松江はお茶どころとあって、おいしいお茶菓子もいっぱい♪無事手に入れて電車に飛び乗ります。品定めに夢中になりすぎて時間がやばかった~(^_^;)
松江→米子→鳥取。

待ち時間で無事駅弁を購入。
きのうはあまりにも駅に何もなく、あやう飢え死にするところだったんです。。。これは”
素晴ら椎茸弁当”。素晴らしいと椎茸、かけてるんですがわかしました??(笑)
すんごい肉厚の、甘辛く煮た椎茸と釜飯のような具が山椒ごはんに載っていました。容器もせいろ風でほんと
素晴らしかったですよ♪
ここからは家に向かうのみ。
鳥取→浜坂→(足がすくむような高さの鉄橋、
餘部鉄橋を通りました)→豊岡→福知山→(あの尼崎の事故現場を通過、まだテントに花が添えられていました)→大阪。真夜中前、ついに無事生還!今回はかなりハードだったため、母も体を酷使して相当お疲れの様子。いたわってあげないとなあ。
<本日の乗車時間>
8時間37分そして最後に!
やっぱり18切符は節約旅行。お金がいくらかかったかな~とざっと計算して、おみやげ抜きで、
1人=約¥15000でした。1泊してる割には安くあがりました。その分電車で耐える体力と精神が必要ですから(笑)ぼちぼちでしょうか??
☆
恒例のおみやげCHECK!☆

奥から時計回りに・・・①
出雲茶ショコラ、②
とっくり入り保命酒、③即席しるこ”
日本海”、④多伎町産”
いちじくゼリー”。①は有名な出雲茶の入ったクリスピーチョコ。②は高さ5cmくらい。ロックで一杯分もないので、しばらく飾っておきます。③はお湯を注ぐとおしるこに戻るもの。日露戦争100周年記念復刻版とかで、日本とロシアの国旗も中にひそんでいるらしい。開けるのが楽しみ♪④は有名ないちじくの産地のもの。ワインが効いた大人の味です!
そしてもうひとつ。

なぜかティファニー美術館に置いていた、
Bernard Callebaut(ベルナール・カルボー)のショコラ。このお方は、
国際チョコレートフェスティバルでグランプリを獲得した、いわば世界一のチョコ職人なのです!色々揃ってたので選んで箱詰めにしてもらいました。しかし道中、これがかなりのお荷物になったことは想像できると思います。。。

持って帰ったら、何が何かわからなくなりました(笑)ともかくコーヒーとともに、一粒一粒味わいたいと思います♪
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