ようやく!ボルドーへ向けて出発です(笑)
今回はフランスレイルパスという旅行者向けのフリーチケットを使って
パリからボルドーへ移動です。
レイルヨーロッパから事前に購入しておけば、
日本語で予約・入手できて安心です。キャンペーンも多いので、
ちょこちょこチェックすると得するかも♪
さてさて、ほんとうにようやく、今回の渡欧の大きな目的のひとつ
現地お菓子レッスンを受るボルドーに到着しました!
ボルドー在住のパティシエであるChristopheさんのご自宅で
お菓子を教えていただきます。
Ateliers patissiers
駅にお迎えにきてくれたシェフはとっても気さくで明るい方。
楽しみながらレッスンできそうだなー。
一息休憩を入れたら早速取り掛かります。事前に、カヌレとオペラということで予約していました。
まずはオペラから。
私は焼き菓子は少しできますが、アントルメと呼ばれるデザート系は初心者・・・
いちいち、おぉ~とか言いながら素敵な手さばきに見とれておりました。
オペラは、薄い生地の間に何層にもクリームを重ねた
ショコラとコーヒーの香りが濃厚なケーキです。
フランスでは今やとても古風なものとなってしまったようです。
生地の上にガナッシュ(チョコクリーム)を絞り、
さらに生地を重ねて、次はコーヒーリキュールたっぷりのクリーム。これを何回か繰り返したあと、
最後はチョコのコーティングで滑らかに仕上げます!
四隅をきれいに落として、デコレーションをして完成です!
初オペラ、手伝ってもらいながら何とかできました!イニシャルの''m''(笑)
さて、私の本命、カヌレです☆
カヌレの生地って準備が本当に簡単なんです。粉と砂糖と卵を混ぜておいたボウルに、軽く温めた牛乳を注いで混ぜるだけ!
最後に香りづけで入れるバニラとラムの量が尋常ではなく、さすが香りの国、フランスだわ~と感心しました^^
カヌレ特有のカリッ&もちっとした食感は、型の材質や下処理に依ります。銅製の型は熱を伝えやすい性質があって、そこにたーっぷり塗ってあったバターが高温で溶けることで、美しい光沢のある焼き色が付くのですね~。
シェフが30年間使ってきたという型の年季の入りようといったら!
これが本当においしく焼けたので(当たり前ですが・・・)高価な型も購入してきました!
それほど難しいレシピではなかったですが、作業のコツや理由などを聞くことができてとても勉強になりました。
夕食後、ボルドーの夜を車で見てまわることに。
Le grand thèatre 大劇場は幾本もの柱とその上に立つ聖人の像が圧巻の美しい建物。
La grosse cloche は怪しい色の照明ですが、形はとてもメルヘンチックですね。時計塔のように鳴るのかと思いきや、一年に2回ほど、行事のときにしか音色は聞けないそうです。
さて、本場フランスでのお菓子レッスンと夜のちょこっと散策いかがでしたか?
この後、私もとても楽しみにしているバスク地方へ2泊3日の旅へ出ます!