ちょっと久々のUPです。今日はこれ!秋のお茶の時間に・・・
フランスの素朴なバタークッキー、”
galette(ガレット)”と”
palet(パレット)”について。写真は『
Bonne Maman(ボンヌ・ママン)』のガレットです。
そもそも、フランスではクッキーを含む、平べったい焼き菓子全般のことを”
ガレット”と言うようです。じゃあ”
パレット”は??気になったので辞書をひいてみました。すると・・・
galette・・・丸くて平たいもの。
palet・・・平たい丸石、アイスホッケーのパック。
だそうです。うーん、あんまり違いはなさそう。でも、箱の裏面表示を見てみると、外国のお菓子って
バター率を書いてあるようなんです。それによると、ガレットはだいたい
25%、パレットはだいたい
30%。さらに、ガレットは厚さ=
5mm⇔パレットは
1cmとやや厚めです。主な材料は、どちらも
小麦粉、バター、砂糖、卵、食塩とほんとに昔からのお菓子であると感じさせる、シンプルな配合です。
ガレットの方が歯ざわりがざくっとしていて私は好きかなあ。パレットはほろっと口の中でくずれるもろさで、バターの風味を味わう感じです。ではでは、実物をみてみましょう♪
心斎橋大丸の『
Gerard Mulot』のガレット。ナッツやオレンジが入っていて、ケーキのようにリッチ!モダンなガレットです。
フランス北部、モン・サン・ミッシェル近くにあるお菓子メーカー、『
SAINT AUBERT(サン・トベール)』のガレット、さっくり柔らかめ&軽め。
私の一番お気に入り=『
Jos Peron(ジョス・ペロン)』のガレットと・・・
パレット。かわいいので、空き箱もとっておきたくなります(>_<)
さて、みなさん、どちらがガレットでどちらがパレットか覚えて頂けましたか??ではでは・・・??
どん!
くる・・・
くるくる・・・
くるくるっ・・・
どーん!では、手前のはどーっちだ??
→ガレットだと思う方・・・もう一度じっくり考えてみましょう♪
→パレットだと思う方・・・
人気blogランキングにぜひクリックを(笑)!
ちょっと遊んでしまい、失礼いたしました。ガレットのお皿をくるくる回して写真を撮っていた自分はちょっと恥ずかしかったです(^_^;)
そうそう、最後にとっておきを。
これはフランスの『
Goulibeur(グリベール)』というメーカーの”
Broye du Poitou”というお菓子。ポワトゥ地方の伝統菓子で、大勢で砕いて食べるそうですが、つまりは巨大ガレット!!なーんと
直径15cmもあります。
たーぷり「
Bon appetit☆(=召し上がれ♪)」