ビジュアル系の本が好き(=活字が苦手)で、料理本、旅本、雑貨本などのコーナーへ行くと何十分と立ち読みしてしまいます♪最近はこの2冊がお気に入り。
①内田真美さんの新刊、『朝ごはんの愉しみ』。朝を元気づけるスムージーや体に浸み入るスープ、発酵入らずのソーダブレッドや野菜たっぷりサラダ、日本人ならたまらないおかゆなどなど。忙しい朝にささっと作れるのに、いつもと違う豊かな朝時間を過ごせるようなごはん。ほんとに料理上手なんだなと思わせる素材使いでセンス抜群です。
ちょっとページを広げてみましょう。
まずは朝の一杯→ぐぐっと”シトラス・スパークリングウォーター”と”チェリー・バナナスムージー”。
体の芯からあったまる、”春キャベツのポタージュ”。
”レモンマスタードドレッシングと蒸し野菜”。このソースだけでも食べたくなる。
ということで、平日は修羅場のような自宅ですが、せめて土曜の朝だけでもと思って作ってみました。
”里いもときのこのスープ”。里芋のねっとり感がスープにからまっておいしい!この日たまたま妹が家に帰ってきていて、ほとんど食べられてしまいました・・・
この本、レシピだけでなく、調理のポイントや、旅先での朝ごはんの記憶などが散りばめられていて、じっくり読み入ってしまいます。淡いみどりがかったグレーの、素敵な装丁。本屋さんで見つけたらぱらっと広げてみて下さいね。
②猫沢エミさんの、『パリ季記-フランスでひとり+1匹暮らし-』
ミュージシャンの猫沢エミさんが、ふとある日思い立ってパリ行きを決めてしまった。自分探しとも言うべきパリ暮らしの中で見えたものは??愛猫、ピキとの渡仏のおはなし。
これは『天然生活』という月刊誌で猫沢さんが連載していたものをまとめたもので、パリ生活3年間で日々感じたことが生き生きと、そしてときには生々しく?綴られています。憧れだけではない、現実のパリ。猫沢さんの強く、そしてきれいな言葉で書かれていて、「語学を学ぶ=母国語をさらによく知る」という一説を納得させるほどの力のある文章です。私も活字読まなければーととっくに大人になってから思います。
ほとんどがエッセイなのですが、巻末にはガイドブックにのっていないパリらしい素敵なおみやげや、猫沢さんオリジナルパリガイドなどもあります。でも、この真っ赤に金色の文字!いかにもパリな雰囲気の表紙で、本屋さんにずらっと並んでいたのですかさず立ち読みを始めたのでした・・・
そうそう、今月号の『天然生活』のテーマは、”旅はともだち”。旅好きとして、こちらもおすすめします。猫沢さんの取材も出てきますよー。
最近の皆さんのおすすめは何ですか??
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朝ごはん。普段はパン派、日本で旅に出れば実は和食派です。
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